ゆる断食で痩せるブログ

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継続こそ力なり。それ、継続できますか?

週2日ゆる断食ダイエット』では、もちろんのことですが、野菜の積極的な摂取を推奨しています。野菜を使ったおいしい料理のレシピも掲載されています。

先日受けてきた健康診査でも、栄養士さんから、野菜は一日に350g以上食べましょうと指導されました。例えば、私なんかは、先日、友人から譲ってもらったシリコン・スチーマー(ルクエのパクリのようなもの)に、雪国まいたけの野菜パック(1袋200g)を入れて、天つゆ(白だし)を少しかけて、10分間レンジでチンして食べました。おいしかったです。

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栄養士さんは、この食事を絶賛してくださいました。そして私がこういう食生活を続ければ、「自然と痩せてゆくんですよ。ゆる断食などというダイエットなんてやらなくたっていいんです」と、ややご批判気味のお言葉を頂戴いたしました。以下の資材を出典としたと思われる資料もいただきました。

栄養バランスのよい食卓づくり~野菜をしっかり食べましょう~ | 一般社団法人 日本家族計画協会

しかし、私は敢えてみなさんに伺います。それ、毎日続けられますか? 例えば今日、私はゆる断食日でしたので、朝食兼昼食に野菜パックを1袋、おやつ(14:30)にまた野菜パックを1袋、それぞれ食べました。パックされているので便利ですし、量も、シリコン・スチーマーにちょうど収まるくらいで、とても便利です。味もおいしい。でも、そんな食生活、毎日ずっと、続けられますか? 『週2日ゆる断食ダイエット』の121ページには、こんな指摘があります。

効果的なダイエット法であるためには、長期的な観点で見て、合理的で、融通がきき、実行可能で、持続可能な方法でなくてはなりません。

 すなわち、同書の120ページに大きく太字で書かれているように、

続けられる方法こそ、本当に効果的なダイエット

なんです。さて、ここで、栄養士さんが私に個人指導してくれたときの食生活を振り返ってみましょう。そして健康診査時に保健所にて自治体が配布してくれた資料も振り返って見てみます。なるほど、野菜を使ったおいしそうな料理の数々、そして抜群のカロリーの低さが目白押しです。こんな料理を日々食べることができたら、どれほど健康になれるでしょうか。

でも私は敢えて再びみなさんに問います。私がみなさんに改めて質したいのは、もっと根源的な問いなのです。

みなさん、毎日お料理できますか?

これです。ここに尽きます。平成の世を生きる現代人は何かと忙しい。特に日本人の最多の職業は、勤め人、いわゆるサラリーマン、被雇用者ですね。そんな人たちが、正規だとしても非正規だとしても、仕事を片手間にして自分の食生活を優先させることができるでしょうか。

答えは「否」です。それが現実のはずです。そして、それを補うために、みなさんマルチビタミン・ミネラルなどのサプリメントを摂取されていたりもするのではないでしょうか。とりわけ美容のために、ビタミンCなどは積極的に。本当は食事から摂取したほうがいいことは充分に分かっていながら、それでもサプリメントに頼る理由は、ただただ、ひたすらに忙しいからなのです。誰も自分の代わりに働いてはくれないから。誰も自分の代わりに用事を片づけてはくれないから。自分の健康や生活を犠牲にしてでも、仕事や用事を優先させなくてはいけない。現代の日本人が抱えるこの根本的な病理に対する処方箋は、今後もしばらくは見つからないはずです。

だけど、それでも痩せたい。みなさんと私の思いは同じはず。ですので、例えば先日の健康診査の際に栄養士さんが私に「朝食は摂っていないんですか? 朝食はきちんと食べるようにしてください。そうしないと、昼食と夕食の際の血糖値が上がってしまい、かえって太ってしまうんですよ」というアドバイスをくださいました。これは、栄養学の専門的な知見を元にしたアドバイスだと普通は受け止められますでしょうから、説得力があります。しかし、『週2日ゆる断食ダイエット』の164ページでは、このような「朝食絶対主義」に対して異論が出されていることも紹介されています。詳しくは同書をご参照ください。

同書の24ページに書かれているとおり、ゆる断食に

複雑な決まりはひとつもありません。

そして、

毎日カロリー制限で苦しむ必要はありません。好きなものを食べることができます

し、「断食」という言葉に伴う

「飢え苦しむ」ようなことになる日はありません。

さて、健康診査で栄養士さんからご批判をいただいたゆる断食ですが、それでも3ヶ月で7.8キロ痩せることができたのも事実です。ちなみに、健康診査の当日は栄養士さんだけではなく、保健師さんからもアドバイスをいただく機会があったのですが、「理想的な速度で痩せています」とお褒めの言葉をいただきました。保健師さん曰く、ダイエットは、1ヶ月に5%以内に留めて体重を落としてゆくべきだそうです。また、健康診査の結果、太り過ぎのため病院を受診しなさいと紹介状まで発行されてしまったのですが、医師からも、(医師にはゆる断食をしていると伝えてはいませんが)ダイエットの結果は好ましいので、このままダイエットを継続してくださいと言われました。